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  • 執筆者の写真Pursuit-Build lab.

スペースドコイルの考え方と有効性

更新日:2019年12月21日

コイルの巻き方として比較的早いうちから耳にするのが、

  1. マイクロコイル  (= きっちり詰めて巻いたコイル)

  2. スペースドコイル (= 伸ばしたバネみたいなコイル)

ですね。


マイクロコイルを引き延ばしたり、大雑把に巻いてバネみたいに縮めたりと、

ほんのひと工夫で巻けることもあり、ビルド始めたころに一度は試したことがあるのではないでしょうか。


じゃあ、どっちがどう良いの?となると、同じ巻き数で比べた場合、


  1. マイクロコイル  = 線間が詰まっているので、抵抗値は下がる👇

  2. スペースドコイル = 隙間ができるので、抵抗値は上がる👆


抵抗値が変われば、当然、ミストの発生量も変わるわけですね。

  • 抵抗値:高 → 低

  • ミスト:少 → 多


ん?じゃあ、味は?(@_@;)となるわけで。


というわけで、今回は結構ガチで、スペースドコイルについて語ってみます。

( `ー´)ノヨッシャ

スペースドコイルにする利点、それは、

  • ミスト温度の低下

です。


ほほぅ (-"-;) ?? 何か凄そう?

いえいえ、ちゃんとこの利点はVAPEにとって活きたものなんですよ。


 

その理由は、、、、


例えば、冷たいジュースがぬるくなって、なんか甘ったるーい飲み物になってしまった経験はありませんか?あれは、冷たく冷やしたときに甘く味わえるよう、多めに甘味料を入れるなどして味を調整しているから起こるんだそうです。



スペースドコイルの良いところ、わかっていただけましたか?



しかし、冒頭で書きました。

 「スペースドコイルは抵抗値が高くなる / ミスト量は少なくなる」


うーん。そこで考えてみてください。

そう、スペースドの良さを活かし、なおかつミスト量を増やす。

そんなビルドができれば、もっともっと美味しいミスト✨を味わえるわけですね。




↓そこでご紹介したいのがこちら↓


こうすることで、スペース部分(=コットン)にも熱が加わり、そこからもミストが発生するようになります。これにより、実質的にはコイル全体の長さが増し、ミストの発生面積も増えるわけですから、より多くのミストの発生が期待できるというわけなのです!


上記を踏まえたコイルとビルドをご紹介。


● SS316L / 26g / ID:35


上のコイルは分かり易くする為に高抵抗に巻かせて頂きました。

写真でも確認出来ます様にwire1本分のスペースが空いているかと思います。この程度のスペースであればスペースの部分も熱を帯び、ミストの発生がされるのです。

つまり、単に巻いているのでは無く、空間すらも霧化装置として機能し、冷却も効率良く行えるわけですね✨


ぜひ一度、みなさんも「マイクロスペースドコイル」によるビルド、試してみてくださいね ヾ(*ΦωΦ)ノ


by.NEKO🐾

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